ロンドンの交通ルールを知ろう!
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最終更新日:2014/06/11 マナー 常識
【横断歩道はほとんど押しボタン式】
ロンドンの横断歩道は大体が押しボタン式ですのでボタンを押さないと信号が青になりません。信号の表示は日本と良く似ているので分かり易いです。
【白と黒のポールの頭に黄色いランプは歩行者優先】
白黒の縞々のポールの頭にに黄色いライトがついている横断歩道は歩行者優先なので押しボタンもなく、歩行者が居ると必ず車が止まってくれます。このポールの事をBelisha beacon(ベリーシャビーコン)と呼びます。歩行者優先ですが、安全の為右左を見てから渡ってください。
【信号無視?自己判断力?】
イギリスでよく目にするのは信号が赤なのに渡る人や、横断歩道がない所を渡っていく歩行者達です。信号に従うのではなく自分が危なくないと思えば渡るという考え方が一般的にあるようです。道路の中央分離帯には人が待機できるようになっている場所があり、車がとぎれた瞬間にそこまで渡ってから反対車線がとぎれるのを待って渡る事が出来やすいようになっています。
しかしあくまでも渡るのは自己責任であり、事故にあった時は歩行者の過失になるという考え方があります。日本の様に歩行者が絶対に優先という事はありません。たしかに車がまばらに通っているだけなら押しボタンを押してわざわざ車の通行を止める必要もないし、十分に気をつけて渡ればお互い時間の節約にもなるかもしれませんね。
【イギリスのドライバーは親切】
イギリスのドライバーは平均的にマナーが良く、歩行者が道を渡ろうとしていると止まってくれる事が多いです。ちなみに日本ではこういう場面で頭を下げてお礼を現しますが、イギリスでは手を軽く上げて笑顔で感謝を表すのが一般的です。
車の運転は日本と同じ左側通行右ハンドルなので日本人には運転し易いです。ただし、イギリス仕様の車はウインカーとワイパーの位置が日本とは逆なので慣れない内は曲がる度にワイパーを動かしてしまう事もしばしば。(笑)
【自転車は車道、もしくはサイクリングロードを走る】
日本でも本来は自転車は車と同じく車道を走らなければならないそうですが、慣習的に歩道を走っている事が多いのだそうです。イギリスでは自転車は車道を走ります。自転車専用のサイクリングロードがある所もありますが、ロンドン市内はまだサイクリングロードが十分に整備されていない所が多いです。

<やっぱりロンドンが好き!って思う瞬間は?>
ベビーカーやスーツケースの人に誰かが手を貸しているのを見る時
さりげないレディーファースト(電車やバスに乗る時とか)
ぶつかってにお互いにsorryって微笑み合う時
❤WE LOVE LONDON❤
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