ロンドンで家を決める前に必ずチェックしたい事
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最終更新日:2014/09/16 イギリス生活に役立つ情報
【フラット、家を借りるとき】
電気、ガス
通常は電気、ガス、水道などの公共料金は自分で契約しますが、bill include(光熱費込)の物件もあります。大家さんが契約している会社をそのまま使う、あるいは新たに自分で契約するケースがあるので見学時に確認します。
イギリスには電気会社とガス会社が何社もあってそれぞれの会社がプランを出しています。電気とガスを同じ会社にすると割引があるなど選択肢が多くて複雑なのですが、家族構成、家の広さなどを入力すると一番おトクな会社を選んでくれる比較サイトがあるので参考にするよいと思います。
契約した会社にも寄りますが 通常3ヶ月毎に請求が来て支払います。日本のように定期的にメーターを読みに来ないのでestimate(概算)の金額が請求される事がよくあります。前回の請求書を元に計算するので実際に使った分と大きく違う事もありますが、不満な場合は会社に電話してメーターを読みに来てもらったり自分でメーターを読んで伝えると計算し直してもらえます。いずれにしても最終的には使った分だけを払うので差額は後で採算してもらえます。
プリペイドの電気とガス
物件の中には電気とガスをプリペイドで払って使うシステムもあります。Key meter(キーメーター)と呼ばれる方式で先にキーに料金をチャージしてその金額分だけ電気が使えるというシステムです。Pay Pointのサインがあるニュースエージェントなどでチャージします。ガスはスマートカードと呼ばれるカードにチャージする場合が多いです。 チャージする事はオイスターカードの時と同じtop upといいます。
キーメーターの使い方
水道
水道代が込みのフラットでなければテナントが払いますが、フラットによってメーターが付いている場合とついていない場合があります。これは今まで水道料金は一定の金額を払うシステムだったのがメーターを取り付けて使用量に応じた料金を払うように代わって来ている為で、家族構成、使用量によってメーターを付けた方が割安になる場合はおトクなのですが、一度付けてしまうと取り外してもらえません。フラットによっては下水道料金(sewerage)もテナントが払います。
TV ライセンス
テレビ番組を視聴あるいは録画するならTV license(TV ライセンス)を払わなければなりません。学生や高齢者等には免除がありますが、1世帯に1つのライセンスが必要です。個人名義のライセンスなので転居した時は届け出をすれば継続します。テレビを視聴しているかどうかはインスペクターがテレビの電波をチェックして調べていて違反者には高い罰金が科されます。
テレビを視聴、録画できるデバイスを持っていてもテレビをまったく観ない場合はこちらのonline declaration form(英語)からライセンスが必要ない事を伝えて免除してもらうことができます。納付済みでもライセンスの期限が3ヶ月以上残っている場合は3ヶ月単位で返金にも応じてもらえます。TVライセンスの返金の仕方(英語)
Council Tax(住民税)
借りた家の評価基準(Band)によってCounsil Tax(住民税)の金額が決まりますが、学生や1人暮らしには割引があります。
電話
landline(固定電話)を引きたい場合は自分で電話会社またはインターネットのプロバイダーと契約をします。直前まで入居者がいた家には電話のラインがつながっている事が多いです。ロンドンにはBT(ブリティッシュテレコム)、Virgin media、Skyなどの会社が電話、テレビ、インターネット、携帯電話を一緒にした割安なパックを提供しています。
イギリスにはMobile phone(携帯電話), Mobile internet(モバイルインターネット)のサービスがたくさんありますので固定電話を持たない選択肢もあります。
【家を決める前に必ずチェックしたい事】
- デポジットは何ヶ月分必要か
- 家賃以外にかかるお金(共益費など)
- 電気、ガス、水道、電話は自分で契約するのか
- 水道はメーターか固定料金か
- カウンシルタックスの金額
- お湯は24時間使えるか
- セントラルヒーティングかどうか
- 2重窓(double grazing)かどうか
- 洗濯機、冷蔵庫がちゃんと使えるか
- お湯が出ないなどトラブルがあった時に誰が対処してくれるのか
- ペットを飼ってよいか
- 転居時は何週間前に言うのか
- デポジットはどうやって返してもらえるのか
など
【フラットシェアなど共同の住居を借りるとき】
フラットシェア、ハウスシェアには
- 大家さんと一緒に住む
- テナントだけでシェアする
- テナントが又貸している部屋を借りる
などの形態があります。不動産会社が仲介しない場合が多く、個人間の取り決めになるので借りる物件によって条件が様々です。
電気、ガス、水道
シェアの場合電気、ガス、水道がinclude(込み)、請求書を人数分で割る、決まった金額を毎月払うなどフラットによりマチマチですので、見学時にしっかりと確かめる事が重要です。
Council Tax(住民税)、TV ライセンス
Counsil Tax、TV ライセンスは学生に対して免除がありますがシェアの場合は住んでいる人の職業もマチマチになるのでそのフラットの住人達がどうやって支払っているのか確認をするのがベストです。
共同スペースの管理
住居をシェアする場合キッチン、バス、トイレは共同の場合が多いので使用時のルールの確認も重要です。掃除は誰がするのか、冷蔵庫はどうやって使うのか、食器や鍋は共同かなど見学時に細かく聞いておくと後でトラブルになりません。また、自分の部屋に鍵がついているかもチェックポイントです。
シェアの良い点
- 家賃を低く抑えられる
- 共同生活の中で孤独を感じる事がなく新しい友人に出会える可能性がある
- 初めての海外生活でもわからない事はフラットメイトから情報をもらえる
- 外国人とシェアする場合は異文化に直接触れる事ができ、貴重な体験ができる
- 安全面で1人暮らしより安心感がある
悪い点
- まったくの他人と共同生活をするので生活習慣の違いなどでストレスが溜まる事がある
- 物を勝手に使われたり盗まれたりする事がある
- 共同スペース(バス、トイレ、キッチンなど)が使いたい時に使えない
など
【フラットシェアを決める前に必ずチェックしたい事】
- デポジットは何ヶ月分必要か
- 家賃以外にかかるお金
- 電気、ガス、水道、電話はどうやって払うのか
- カウンシルタックスは払うのか
- お湯は24時間使えるか
- 部屋にセントラルヒーティングがあるかどうか
- 2重窓(double grazing)かどうか
- 洗濯機、冷蔵庫、キッチン、バスは何時でも使えるのか
- 部屋に鍵があるかどうか
- お湯が出ないなどトラブルがあった時に誰が対処してくれるのか
- 転居したい時は何週間前に言うのか
- 転居する時にデポジットは何時返してもらえるのか
- 友達を招いてもよいか
など
シェアの場合、口約束の場合が多いので最初の話と違う、転居時にデポジットを全額返してもらえないなどのトラブルが起こりやすくなっています。トラブルを避けるには最初に聞いた条件を英語で書面に書き出して、借主にサインをもらっておくと証拠になります。また、デポジットの領収書を貰っておく事は基本です。
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<やっぱりロンドンが好き!って思う瞬間は?>
ベビーカーやスーツケースの人に誰かが手を貸しているのを見る時
さりげないレディーファースト(電車やバスに乗る時とか)
ぶつかってにお互いにsorryって微笑み合う時
❤WE LOVE LONDON❤
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