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意外と知られていないBig Ben(ビッグベン)が傾き続けている事実

公開日: : 最終更新日:2016/01/17 観光スポット

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 (トリップアドバイザー提供)

【Big Ben(ビッグベン)は少しづつ傾いている】

ロンドンの象徴の一つビッグベンは世界中の観光客が必ず訪れる観光スポットですが、このビッグベンが毎日少しずつ傾斜していて 今では目でみて分かるほど傾いている事実はあまり知られていません。

 

【ビッグベンとは】

Big Ben とはロンドンのテムズ川に掛かるWestminster Bridge(ウエストミンスター橋)の北岸にあるThe Parliament of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(イギリス国会議事堂)の時計台の愛称です。

もともとは時計台の中にある鐘の名前だったのがいつしか時計台を表す愛称になりました。

高さは95m、正式名称はClock Towerでしたが2012年のThe Diamond Jubilee of Queen Elizabeth II(エリザベス2世の在位60周年、ロンドンオリンピックの年でもあります)を記念してエリザベスタワーに改称されました。

南西部分にある高さ98.5mのビクトリアタワーと中央にあるセントラルタワーと共に国会議事堂には3つのタワーがあります。1987年には世界遺産として登録されました。

クロックタワーがビッグベンと呼ばれるようになった理由には諸説ありますが、工事責任者のBenjamin Hall(ベンジャミン ホール)の名前に由来しているという説が有力です。

 (トリップアドバイザー提供)

 

 

【ビッグベンの鐘の音】

時計の上部にある5つのベルがウエストミンスターの鐘を15分おきにならします。このチャイムは日本の学校で「キーンコーンカーンコーン」の音として使われていて、日本人にとっては馴染み深い音ですね。(下の動画をクリックすると5:00 amのビッグベンのチャイムを聞くことができます。)

 

【ビッグベンの歴史】

この場所に最初に宮殿が建てられたのは11世紀です。The Palace of Westminster(ウェストミンスター宮殿)はイングランド王のロンドンの第一の住まいとして使用されていました。この当時の議会や裁判はすべて王の居住する宮殿内で行われていたので現在も宮殿が国会議事堂として使われています。歴史を感じますね。

1834年に大火災がおこり建築の大部分が失われ、それまでの議会記録もほとんど消失してしまいました。火事の後当時の国王ウィリアム4世はBuckingham Palace(バッキンガム宮殿)を国会議事堂にする事を提案しました。

彼は完成間近だったバッキンガム宮殿を気に入っていなかったので放棄したかったのですが、建築が議会に向いていないという理由で却下されました。

Charing cross(チャリングクロス)かSt James’s park(セントジェームズパーク)に移転する案もありましたが、実現されませんでした。その後1840年から30年の月日をかけてネオゴシック様式の宮殿が再建され、1859年にビッグベンが完成しました。

 

【ガイフォークスナイトの起源になった火薬陰謀事件の舞台】

1605 年にRobert Catesby(ロバートケイツビー)、Guy Fawkes(ガイフォークス)らがウエストミンスター宮殿の貴族院の地下に大量の火薬をしかけてジェームス1世を暗殺しようとしたGunpowder Plot(火薬陰謀事件)がありました。

密告により事件は未遂に終わりましたが、イギリスでは爆破が未然に防がれた日を記念して11月5日をガイフォークスナイトと呼び、花火を楽しむ日になりました。

 ガイフォークスナイトの関連記事【ロンドンがお祭りと花火で盛り上がる10月末から11月】はこちら

 

【国会議事堂の見学】

国会議事堂内は観光客も見学する事ができます。約75分間の英語、フランス、スペイン、イタリア、ロシア語のガイドツアーがあり毎週土曜日と平日に数日実施されています。議事堂内にはカフェやお土産屋さんもあります。

Afernoon Tea 付きのツアーが人気で、歴史的建造物内のエレガントな雰囲気のピュージンルームでテムズ川を見ながらのアフタヌーンティーは格別です。ツアーに参加するにはオンラインまたは電話で予約、アフタヌーンティー付きの見学ツアーは電話でのみ予約を受け付けています。海外からも予約ができます。

 (トリップアドバイザー提供)

 

 

【ビッグベンの傾き】

ビッグベンの傾きは以前から認識されていて19世紀のテムズ川の下水工事が原因だと思われていました。しかし2003年以降傾斜の度合いが大きくなっている事が確認され、地下鉄のJublee lineの延長工事が傾きを加速させた原因ではないかと考えられています。

年に約0.9ミリずつ傾いていて、今後傾斜の度合いが進めば手を打たなければなりませんが、このペースだと倒れるのにおよそ5000年かかる計算になるそうでとりあえず心配する事はないようです。

 

 塔の先が右側に約50cm傾いています。(写真トリップアドバイザー提供)

【リンク】

国会議事堂見学ガイドツアーの申し込みはこちら(英語)

アフタヌーンティー付きガイドツアーの申し込み電話番号等詳しくはこちら(英語)

 




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  • 作者:Fluffy(フラッフィ)
    海外歴20年 ロンドン→フランス
    →カナダ→再びロンドンで活動中。
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